photo : 太田泰輔 text : 湯山玲子(「CD+BOOK『野宮真貴 JOY』あるリハーサルのスケッチから。」より引用)
タクシーが東京都内(たいてい)の撮影スタジオに到着。すぐに彼女はメイクルームに通される。まるで、エマージェンシーな患者のように。「野宮さん、入ります」スタイリストによって整えられた身体はカメラマンのストロボの集中砲火を浴びる。カメラマンと被写体だけが知っている、エネルギーの交換。疲れるでしょう? いや、一度この罠にハマったら、もう、止めることはできない。