先日リリースされたCDについて、野宮真貴 & フェルナンダ・タカイさんからコメントが届きました。
2008年夏、ブラジルのベロオリゾンチで開催されたエレクトロニカ・フェスティバルで、フェルナンダのソロライヴのゲストヴォーカルとして呼ばれたのがはじまり。
彼女はブラジルの渋谷系と呼ばれているPato Fuのヴォーカリストで本国ではスターだけれど、私の勉強不足で去年お会いするまでその存在を知らなかった。
でも、彼女は私の歌を長年聴いてくれて、ラヴコールを送ってくれた。そして遥々24時間のフライトで地球の裏側へ。
不思議だけれど、初対面のはずのフェルナンダとは、まるで古くからの友人と再会したかのようにすぐに打ち解けた。音楽を通じて彼女とこうして出会えたことを、本当に嬉しく思う。
そしてさっそく私達は歌をレコーディングすることにした。
ふたりで選曲をして歌詞を書いて、日本語とポルトガル語で歌ってみた。私にとっては思い出深い曲もおさめられている。
またふたりで日本で、またはブラジルで一緒に歌えるのを楽しみにしている。
野宮真貴
Makiさんとの共演EPをリリースできてとても嬉しく思います。
なぜなら私は14年以上も彼女のファンですから。
私はすべてのピチカート・ファイヴのアルバムとDVDを持っていて、彼女の声はポップ・ミュージックに最適だと思います。
昨年Makiさんと一緒に唄うために、私が彼女をブラジルに招いた時も、たったひとつのコンサートの為の招待に応じてくれるなんて信じられませんでした。しかしそれは素晴らしい結果となり、翌月に私が東京に行ったとき、親切にも彼女は私の草月ホールでのショーに登場してくれました。それ以来、私たちはこの経験をより多様な方法で共有できないかと考えるようになりました。
そして今、私たちにとって大切な唄を収めたEPを録音しました。
オーディエンスの皆さんが、私たちが制作の間に感じていたのと同じくらい、楽しんでいただければと願っています。そしてこれらの唄を日本で、ブラジルで、一緒にパフォーマンスできる機会に恵まれますよう願っています!
フェルナンダ・タカイ